フレンチ

お昼は、奥ちゃんが買っておいてくれたクーポンでフレンチ。てなわけで銀座三越のビストロ、ル・ブール・ノワゼットへ。プリフィックスのコースをいただく。
メニューとにらめっこして俺が選んだのはこんな感じ。

前菜
きのこのクリームスープ フォアグラの香り
メイン
真鱈のロティ じゃがいもとラディッシュのサラダ タルタル添え
デザート
秋のフルーツとキャラメルクリームのミルフィー

お供に白ワインをカラフェで。食後にはダブルエスプレッソを。
それぞれ5種類くらいからのチョイスで迷ったのだけど、結果的にはこれが正解だったかもなー。奥ちゃんが選んだブーダンノワールとか仔羊のロティとかと分けっこしながらいただく。
まずは突き出し代わりの小さいパンがオリーブオイルとともに供される。続いて全粒粉のパンを持ってきてくれて、すぐに出てきたスープは、賽の目切りにされた少量のフォアグラとクルトンが入ったスープ皿。奥ちゃんが向かいの席から「だんなの皿の中が見えない…そんなにちょっとしか入ってないのかしら…」とのぞき込もうとしたところで、ピッチャーで持ってこられたスープがだばだーと皿に注がれる。おお、この形式久しぶりだなー。コロニアル風に負けた夜以来かもしれない(笑) ジロール茸、しめじなどが入ったクリームスープ、香りも良くてうまうまー♪ ちょっと入ってるフォアグラのアクセントが良い感じだなあ。
メインの前に、「メインに合わせて焼き上がりました♪」とバゲットを持ってきてくれたら、いよいよメインディッシュとご対面。こんな肉厚の鱈見たことねえ、という感じの、ぷりっぷりの鱈が、小口切りのじゃがいもと、薄くスライスされたラディッシュの上に乗って登場。「子牛のダシで味が付いてますけど、こちらをつけるとまた感じが変わりますのでどうぞ」と、タルタルソースは別添えで。皮目もぱりっと焼けていて、身ももちろんぷりっぷり。こちらも実にうまうまー♪
そしてデザートはミルフィーユ。「秋のデザートって何ですか?」と聞いてみたところ、季節のフルーツとして、いちじく、巨峰が入っている他、りんごとパイナップルのシロップ漬けも挟んであるとのこと。「バニラアイスも添えてあります。当店のスペシャリテですよ♪」と言われて、アイス(バニラ、チョコ、マンゴーの盛り合わせだった…!)に動いてた心が一気にこっちに傾いたもの。さくさくのパイ生地に挟まれたキャラメルクリームとたっぷりのフルーツ、うまうまー♪ にしてもミルフィーユは食べるのが難しい!(←ナイフを垂直に立てて切るのがコツです)
最後に、プチフール(ココナッツをまぶしたマシュマロと、ミニマドレーヌ)をいただいて、大満足の昼ごはん終了。おいしかったー!この店、また来よう。三越の中だから来やすいしねー。
帰りしな、まめに給仕してくれていたメートルさんに、「もうすぐジビエも始まりますよ」と言われて、奥ちゃんと二人で「!」となってしまう。その反応を見て、笑いながら「お好きそうだな、って思ったんですよ♪」と。ま、まあ、質問もせずにブーダンノワールとかうまうま食ってれば、そう見えちゃうかもねえ(苦笑)。