弁いち!

N700系に乗って、一路浜松へ(って途中で乗り換えたけど)。友人夫妻と浜松で落ち合って、ずーっと行ってみたかった弁いちさんへ初訪問。我々ももちろん楽しみだったのだけど、大将も楽しみにしていてくれたらしく、ニコニコしながら暖かく迎えていただく。
頂いたリストによると、料理はこんな感じ。いや美味しかったんだけど全部覚えてられるほど和食の経験値高くないもんで…

  • 前菜
    • 田楽
    • 落花生大蒜味噌和え(富士宮
    • 蛸はす芋酢の物
    • 枝豆とうもろこしかき揚
    • 鮑酒蒸し肝あんかけ
    • 牡丹鱧(舞阪)管牛蒡 白ダツ 木の芽
  • 刺身
    • 伊勢海老洗い(御前崎) 肝醤油
    • 甘鯛一味鯛(福田産)昆布〆 煎り酒ジュレ 花丸胡瓜 おかひじき
  • 煮物
    • 賀茂茄子(賀茂茄子研究会) 海老満願寺唐辛子あんかけ
  • 焼物
    • 太刀魚焼き目昆布蒸し(福田産) 割りポン酢
  • 御飯
    • 鮎ご飯(気田川)
  • デザート
    • メロン(袋井) ポルト酒ゼリー

そして飲ませて頂いたお酒が、もう(弁いちさんのサイト以外では)見たこともないようなセレクション!

どれもこれも激旨くて、出てきた皿を一口食べるごとに「うまっ!」「うわ、すげっ!」と大感激。もう「旨い」以外の表現が出てこない、ボキャブラリー貧困なお客さんと化してしまう。大将にも言ったのだけど、俺は青柳よりも絶対旨いと思う! あそこもそれなりに美味しかったとは思うけど、ここまで感激はしなかったもんなあ…。
一口目のビール用に、と前菜にさりげなく乗せてあるかき揚げ、つけだれに過ぎないのに酒のアテにまでなった伊勢海老の肝醤油、何故か動物性の味わいが感じられた滋味深い賀茂茄子、巨大な太刀魚、香り高い鮎ご飯…。もう、美味しいだけじゃなくて、気遣いといい、それぞれの皿でなされている細かい仕事といい、完全にノックアウト。
しかし、毎回にこにこしながら日本酒の箱とグラスを抱えて部屋にやってくる大将、飲ませすぎです(笑) でも、こういうお酒が好きな方に「なら次はこれ」「これはどーだ?」と次々飲ませて頂けるような、美しい飲んべえ認定していただけるのは嬉しいなあ〜♪ やっぱり「この中で1つ選べと言ったら、なんと言っても梅の里」という飲んべえ舌が原因…?